農薬

近年、無農薬栽培が一部の農家では主流となりつつあります。ただし害虫駆除の世話が大変なことから、やはり大半の農家が農薬を使っているのではないかと思います。ちなみに、私も数年前に農薬散布の人手が足りないということで、早朝から自治会と農協が主催で行っている農薬散布に駆り出されたことがあります。早朝の3時頃に農協の倉庫に集合をしてから、軽トラックに農薬を積み込みます。肩に背負うタイプのエンジン稼働する小型噴霧器で、5〜6人がグループになって大きな田んぼに農薬を散布します。朝の7時前くらいには終わる仕事なので、ちょっとしたアルバイトです。こうした農薬による害虫駆除は、無農薬栽培に比べると害虫対策が手軽なことから、未だに多くの農家では採用されている作業だと思われます。

ところで、あらてめて農薬の効果について申し上げてみますと、畑や田んぼなどで野菜やお米を栽培している方々が、害虫駆除や除草のために利用する薬です。
(参考:最新の害虫駆除システムがこれだ!

しかも毒物や劇薬にも指定されており、使用方法や管理の仕方にも注意が必要なものでもあるので、その殺虫効果や殺菌効果は抜群にあります。たまにというか、ごくごく稀の話にはなるのですが、過去には農薬を無理矢理人に飲ませるという殺人事件なども発生しているようです。

そうした事件はともかくとして、あくまでも人間や家畜以外の害虫の類の生物を殺す目的で作られたものです。従って、その毒性がきわめて強いことから、家畜や環境への被害を危惧する声も多く賛否両論があることも確かです。それに、農薬取締法や食品衛生法などでも規制されているものでもあります。とくに、農薬を小型噴霧器や小型のヘリコプターで広い面積の田んぼや畑に散布するのには、とても手軽なことはいうまでもありませんが、作物に付着したままであったり、散布した土地の土壌やその付近を流れる河川、あるいは大気への汚染も覚悟する必要があるかもしれませんね。